乱歩奇譚 Game of Laplace 第6話「地獄風景」 あらすじ&感想
前回はとても重たく後味の悪い話でしたね
カガミが最後に言った「二十面相は死なない」という言葉が気になります
今回はそんな前回の重さに反して明るいお話です(※ただしこのアニメ基準)
コバヤシ少年がいつものようにアケチ探偵事務所を訪れると
事務所の軒先に子猫が捨てられていた
普段人間にはあまり興味を持たないコバヤシだが、この子猫のことはとても気に入った様子
事務所でこの子を飼うようにアケチを説得しますが
どうやらアケチは猫が苦手らしい
(公式サイトによると猫アレルギー)
ここで飼う事を諦めて、他の飼い主を探しに出かけようとドアを開けると
そこには何故か時限爆弾を括りつけられ助けを求める影男の姿があった
彼が言うにはレンタル屋で会計をしてから記憶が無くなり
気がついたらこの状態でここにいたらしい
この人ほんと出てくるだけで面白いですね(笑)
だけど以前あんな悲しい事があったのによく立ち直れましたね影男さん・・
彼はやはりワタヌキが殺された事を知っているのでしょうか
時限付きの爆弾があるのに全く慌てない4人
コーヒーを飲んだりレンタルDVDを見ようとしたりと、緊張感のかけらもありません
(この人達おかしい・・)
アケチは爆弾を調べてみると、そこには何故かエメラルドがはめこまれていた
そしてGPSも内蔵されており、この場所から離れると爆発するように設定されている
結局のところ専門家以外には解体するのは難しそうだった
誰かに恨みを買うような覚えは全く無いと言う影男
いやいやあなた悪人ではないけど日頃の行いは完全にアウトでしょ(笑)
そんなことを話していると玄関の方から何かの泣き声が聞こえてきます
ドアを開けると今度は赤ん坊が捨てられていた
添えられた手紙にはこう書いてあった
「この子は探偵さんの子供です、悪いママを許してください」
アケチさんまさか・・
父親疑惑を否定するアケチ
なんとなく母親に心当たりはあるようだ
1話で事務所の下で会話していた水商売風の女性達ですね
そんなこんなでアケチ探偵事務所には『変質者』と『爆弾』と『猫』と『赤ん坊』が一緒にいるという混沌状態に
一体どうするのこれ(笑)
流石にこれで今回の話のパーツは全て出揃ったかに思えたその時
事務所の下から銃声が響き渡る
どうやら下の階にテロリストまがいの強盗犯が立て篭ったようだ
つまり爆弾(影男)から逃げようにも出口を塞がれてしまったのだ
悠長なことしてるから・・(笑)
爆破までの残り時間は40分を切りました
事務所から脱出する方法を各自提案しますが
誰のプランでも少なくとも影男は爆死するというオチになります
ひどい(笑)
結局は影男を犠牲にして脱出する方法は諦めた一同(優しいですね)
残り時間は10分
なんとかして爆弾の解除をすることに
爆弾は8桁の数字を入力できるようになっていて
正しい数字を入力すれば爆弾は取り外せるようだ
視聴者にその設定伝えるの遅くない?(笑)
影男が何気なく言った「プレゼント」という言葉
爆弾に埋め込まれていたエメラルド
コバヤシは閃きます
エメラルドは5月の誕生石
今日の年と日付を入力すると爆弾のベルトはあっさり外れます
もし正解が2016年ではなく生まれた年だった場合はどうしたんだろう・・
アケチは爆弾を持って外へ走り、上空に向かって思いっきり投げます
野球選手も顔負けの強肩ですね
爆弾は空中で爆発すると中に仕込まれていた垂れ幕が落ちてきます
「ハッピーバースデー黒蜥蜴」
爆弾の仕掛け人は誕生日をアケチに祝ってもらいたかった黒蜥蜴なのでした
迷惑すぎるよ黒蜥蜴さん・・
赤ん坊と子猫と強盗犯も黒蜥蜴の仕業なのかと問うと
彼女は爆弾以外は何も知らないという
つまり爆弾以外のものは偶然この日この場所に集まったというオチでした
そんなオチでいいのか!
まあギャグ回だからいいか
一件落着して、赤ん坊を警察に届けに行こうとしたその時
事務所に赤ん坊の母親が訪れます
彼女は自由になりたくて魔が差して赤ん坊をここに捨てたのだと言う
そして思い直して赤ん坊を引き取りに来たらしい
娘との再開を喜ぶ母親
「もう捨てないでくださいね」と言うコバヤシ
「えっ?・・当たり前よ」と当然のように返す母親
「当たり前?一度捨てたのに?」というコバヤシの更なる問いには返す言葉が無く、ただ謝るのみだった
ここで母親の色彩が薄れ、モブのような単色となります
この演出はコバヤシがこの人への興味を失くしたという事ですかね
赤ん坊は色が付いたままですし
これを踏まえて過去の話数を見直すと面白いかもしれませんね
結局独断で子猫を飼うことにしたコバヤシ
アレルギー持ちのアケチさん可哀想(笑)
というかこのコバヤシが黒タイツの女の子にしか見えない・・
そしてCパート
カガミの面会に訪れるナカムラ
二十面相事件はあれから更に増えているようだ
ナカムラは愚痴をこぼすように言う
「俺は今、俺たち警察とお前のどっちが正しいのかわかんなくなってきたよ」
それを聞いたカガミは
「ナカムラさんは俺みたいにならないでください、よろしくお願いします、俺の憧れの先輩のままでいてください」
この言葉に返事をせず、面会室を出ていくナカムラ
このシーンはどんな意味があるんでしょうか
第6話はこれで終わりです
前回の重苦しい話との落差がすごかったですね(笑)
影男は本当に良いキャラなのでこれからも沢山出てきて欲しいです
コバヤシくんも出番が多くてファンは大満足ではないでしょうか
今回のようなノリの回もまた見てみたいですね
それではまた来週~ノシ
是非皆さんの感想もコメントでお聞かせください^^