GANGSTA. 第5話「SANCTIONS」 あらすじ&感想
モンロー組の総代ダニエルの抹殺を謀る少年の姿をした黄昏種のダグ
それを阻止するため駆けつけたニコラスとウォリック
対峙する二人の黄昏種の戦いはどちらが勝利するのか
若かりし頃のウォリックとニコラス
身売りをして金を稼いだウォリックは
食事に行こうとニコラスの元に駆け寄りますが、その姿を見て驚きます
これは何を見て驚いたのでしょう?少しわかりにくい描写ですね
よく見ると顔から鼻血か何かを垂れ流しているように見えます
場面は現在に戻り、パウルクレイ・ギルドでの会話
ジンジャーと呼ばれるおどおどした女性が
ギルドのリーダーであるジーナ・パウルクレイに報告します
ダグがギルドに無断で依頼を受け便利屋と衝突したこと
ダグの受けた依頼がモンロー組総代の抹殺だということ
※パウルクレイ・ギルドとは『黄昏種傭兵組合』の呼び名であり
所属している黄昏種を用途に合わせ派遣する組合
エルガストルムの秩序維持を担っている大きな要因である
ニコラスの戦う様を見て過去を思い起こすダニエル
何年か前、たった一人でモンロー組を潰そうとした黄昏種がいたらしい
その少年はまだ14歳で、掲げたタグの刻印はC/3にもかかわらず
屋敷を半壊状態まで追いやったという
ダニエルがその少年の動機を語ろうとしたところで、ウォリックが現れそれを代弁する
「モンローさん家の下っ端のアホが、女寝取られた腹いせに
そいつのダチのことボッコボコにしたから仕返しに行ったのさ」
これ明らかにニコラスとウォリックのことですよね
14歳ということは20年も前の話
モンロー組とはかなり長い付き合いなんですね
ナイフが体に刺さっても動じないニコラス
どうやらセレブレの過剰摂取(オーバードーズ)で痛覚が麻痺しているようだ
万が一ギルド所属のダグを殺してしまうと厄介なことになるため
パウルクレイ・ギルドに根回しをするウォリック
ニコラスが負けることは無いと確信しているのでしょうか
戦いの最中にも執拗にダニエルの首を狙うダグ
流石に撤収を余儀なくされるダニエルが去り際にウォリックに向けてこう言います
「さっきの話だがひとつだけ間違いが
彼は友人でなく、己の契約主の報復をするために私の元へ」
契約主とはウォリックの事ですかね
ウォリックが「ダチ」と言った事をわざわざ訂正する意味とは・・
ギルドの連中が来る前に、なんとかして二人の戦いを止めようと考えるウォリック
だがそこに現れたのは・・
ここでよく会話の中に出てくる『三原則』の内容を書いておきます
これを把握しておくと物語をより理解しやすくなると思います
・第一条 黄昏種はその意思で、人間に危害を加えてはならない。またその危惧を看過することによって、人間に危害を及ぼし、全ての均衡を崩してはならない。
・第二条 黄昏種は人間に与えられた命令に服従しなければならない。ただし与えられた命令が第一条に反するときはこの限りではない。
・第三条 黄昏種は、前褐第一条及び、第二条を反するおそれのない限り、自己を守らなければならない。
つまりは、ノーマルを傷つけるな、ノーマルに従え、ノーマルに迷惑をかけない範囲で自分を守れ、ということですかね
ロボット三原則にそっくりですね
チャド警部は「俺の前で三原則の話はするな」と言っていることから
この三原則をあまり良く思っていないようです
ダグを追い詰め、とどめを刺そうと斬りかかるニコラスだが
一瞬でダグの姿が視界から消え去る
振り向くとそこにはパウルクレイ・ギルドのジンジャーがいた
この女性もタグ付きなのは知っていたけど
もしかしてものすごく強い???
セレブレのアッパー投与せいで興奮が治まらずジンジャーにも挑みかかろうとするニコラス
なんとかウォリックが押さえつけ落ち着かせますが
そこに登場したのはギルドのリーダーであるジーナ
声優さんの演技もあってとても迫力がありますね!
そして三原則を破ったダグに説教をしながらダウナーを撃ち込みます
まさに秩序の番人って感じですね
ニコラスにもダウナーを撃ち込んだジーナは
セレブレのオーバードーズはやめろと忠告します
「ベロニカと同じになりたいか?」と言うジーナ
ベロニカとはアレックスの前に便利屋にいたという女性ですね
その女性の身に一体何があったのでしょう
一方留守番をするアレックスだが
こちらも過去に何か重大なトラウマを抱えている様子
窓から見た外の景色に佇んでいた男に酷く怯えだします
そして部屋に迫ってくる気配は現実か幻か
倒れたニコラスとついでにダグを抱えテオ医院まで運ぶウォリック
ダグまで助けるとは面倒見がいいですね
電話を借りてアレックスに連絡しますが便利屋には誰もいない
アレックスはどこへ行ってしまったのか
ここで第5話は終わりです
今回もまたそれぞれの過去が少しずつ明かされていきましたね
おじさんがメインのアニメかと思っていたら
女性の強いタグ付きもいるんですね!
そしてこのエンドカードです
作品とのギャップがありすぎて一瞬ウォリックだと気づきませんでした(笑)
というかウォリック要素が眼帯だけだよ!!
画太郎先生、次はアレックスでお願いします
ではまた次回
公式サイトhttp://gangsta-project.com/