GANGSTA. 第7話「BIRTH」 あらすじ&感想
四大父を巻き込んだ不穏な空気がエルガストルムを包んでいた
ウォリックは必ずモンロー総代を守ると決意する
6番街での連続殺人の遺体は全て黄昏種だった
その中にはニコラスが以前戦ったた者も
この街で一体何が始まろうとしているのか
いきなりの過去回想
怪我をしてベッドに横たわっているニコラス
医師は彼を助けられないと言う
だがその怪我自体は命に関わるものではないらしい
セレブレの投与がされていないということでしょうか
ここでウォリックはニコラスが黄昏種だということを初めて知る
今まで知らずに仲良くしてたんですね
こちらに振り向いたニコラスの顔は血で濡れていた
すっかり体が回復し、ニナを抱えて建物から建物へと飛び回り遊ぶニコラス
一緒に入院していたダグの方も回復しているようだ
それにしてもすごい身体能力だ・・
そこへチャド警部がやって来て伝言を伝える
ダグはギルドに帰投次第即謹慎となるようだ
ニナとニコラスは本当に仲がいいですね
テオ医院屋上でのテオとチャドの会話
連続殺人の被害者は全て黄昏種で、タグは全て奪われていたという
そして検死したテオによると、被害者は皆欠損の少ない黄昏種として盛の年頃で
その上被害者は生きたまま解体されたとのこと
そんなことはノーマルしかいないコルシュカ組には出来ないという
ダグは6番外街の連続殺人犯はニコラスだと思っていたようだ
彼が モンローを狙ったのはハイカテゴリの黄昏種と戦えると思ったかららしい
そしてダグはニコラスと同じく街の外から来た黄昏種だという
再び過去
使い物にならないと父親に判断され傭兵隊から置いていかれるニコラス
ニコラスは「お父さん」と声に出し引き止めますが
父親は「人間ぶるなよ化け物」と言い残し去っていきます
本当に酷い親だ・・
そこに笑顔で駆け寄るウォリック
どうやら彼はニコラスの父親に金を渡しニコラスの自由を買い取ったようだ
つまり父親がニコラスを捨てたのはウォリックのせいということに・・
死んだような目でウォリックを見るニコラス
たとえ虐待されている子供でも、実は親に依存しているという例はよくあります
ニコラスもきっとそれに近いものだったのではないでしょうか
四大父集会に集うそれぞれの組の頭
この少女はクリスチアーノ組の現当主のようですね
彼女は最近起きている黄昏種殺しはコルシュカ組の仕業だと見ているようだ
黄昏種と共謀していると疑いをかけられたウラノスは激怒する
彼は心の底から黄昏種を毛嫌いしているように見える
一方モンローは街の外の者、政府側が関わっている可能性を示唆する
テオ医院にニコラスの着替えを届けに来たアレックス
ついでにテオから診断を受ける
あれからトワブによる症状は大分良くなっているらしい
診察が終わるのを外で待っていたニコラス
アレックスは覚えた手話で
「ありがとう、待っててくれて、もう少しだけあそこに居させて、まだ行く所が見つからないの、出来るだけ早く出て行くから、お願い」
と伝える
それに対しニコラスは口で
「お前の手話滅茶苦茶、わかんねえ、やりなおせ
あの本あんまり乱暴に使うなよ、一冊しかねぇんだから」
と言う
どうやら居てもいいようですね(笑)
このシーンとても好きです
再び過去
ウォリックは相変わらず父親から虐待を受けていた
ニコラスも新しい傭兵隊に入るが、暴行を受けたような傷がある
何も変わらない現状に、「もう疲れた」と言うウォリック
そんな彼を見てニコラスが示した手話
その意味は・・KILL
再び父から虐待を受けるウォリック
ニコラスに助けを求めるがタバコで目を潰されてしまう
そしてウォリックの父親を殺してしまうニコラス
それどころか屋敷の者もウォリックの母も弟も皆殺しにして
そのあと自身に刀を向け自害しようとする
ニコラスの自害を止めたウォリックは怒りを露わにして怒鳴りつける
「簡単には死なせない、もっと苦しい思いをしてから死ね!これは命令だからな!」
ニコラスはそんなウォリックを押さえつけ
「もういらない、とらなきゃ」と言って、タバコで焼けた目玉を取り出す
この家族殺しも目玉を抉る行為も、単純にウォリックを助けるためにやった訳ではないのでしょうね
あくまで雇い主と使用人の立場を崩さない形での仕返しがこれだったのだと思います
なんという壮絶な関係性・・
最近の黄昏種狩りのことで、ニコラスの身も危険だと警告するデリコ
だがウォリックは「いいよ別に、それでくたばっちまっても」と言う
先ほど見た二人の過去を考えると笑えませんね
黄昏種狩りをしていると思われる細身の子供?達
集めたタグの中にはAランクのものもいくつかあるようだ
これは相当な強敵ではないでしょうか
そしてその子供達を目の端に捉えニヤリと笑みを浮かべるニコラス
一体何を考えているのでしょうか
ここで第7話は終了
なかなかにエグい過去でしたね
二人の異常な関係性が露わになった回でした
少年たちの父へ対する複雑な想い
依存とか執着とかそういう簡単な言葉では表せない感情なのでしょうね
あんな過去があった上で現在も行動を共にしている二人
彼らは一体どんな想いで日々を過ごしているのでしょう
ますます今後の展開が見逃せませんね
それではまた次回~ノシ
公式サイトhttp://gangsta-project.com/
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