ガッチャマンクラウズ インサイト 第9話「opt-out」 あらすじ&感想
~前回のあらすじ~
ふきだしさまから現れた謎の生物『くうさま』はあっという間に世間へ浸透した
くうさまと共にいることはとても心地良く、累までもが世界のアップデートを投げ出して思考を放棄してしまう
人を安心させるだけで、全く害は無いと思われたくうさまだが
丈の目の前で親友の阿蘭が飲み込まれてしまった
人間がくうさまに飲み込まれる事件は各地で起こっていた
パイマンはガッチャンネルでゲルサドラを拘束すると宣言する
人間が飲み込まれるニュースを見て、やっと自分達のやり方に疑問を持ったつばさ
だがゲルサドラはそれの何が駄目なのか全く理解できない
しかもくうさまはゲルサドラの意思では止められないという
初めて意見が対立するつばさとゲルサドラ
「そんなの、ひとつってことじゃない!」
そう言ってつばさはゲルサドラの元を離れるのだった
ゲルちゃんは何があっても自分が守るんじゃなかったの?(´・ω・`)
ゲルサドラを拘束しに来たパイマン
だが信者化した民衆とくうさまに囲まれ、帰れコールをされて仕方なく撤退する
その様子がTVで放送され、ガッチャマンへの世間の風当たりが厳しくなる
そしてパイマンの託児所も信用されなくなってしまう
その影響は清音にも出ていて、いつもの取り巻きの女子達からも敬遠されるようになる
清音の取り巻きの一人であるエリナは、内心では清音と遊びたいと思っているようだが
くうさまがいるせいで他二人の意見に同調せざるを得ない
くうさまの正体はみんなの『空気』だと気付いたはじめ
空気を読むから皆に心地良さを感じさせ、すぐに仲良く打ち解けられるということらしい
くうさまの目的は皆がひとつになること
空気を乱す者がいるなら、それを消せばばひとつになれる
そう考えて人を飲み込んでいるようだ
空気に流される幸せだってあっていいんじゃないかと言う清音だが
その心地よい空気から外に出たらどうなるのか?とはじめに問われる
ガッチャマンへの批判が高まる中、その中の一人が殴り込みに行こうとする
流石にその行動は過激すぎると言って引く仲間達
するとくうさまは殴り込みに行こうとした男を飲み込んでしまう
ゲルサドラを当選させた責任を取りに行くという丈
もう負ける気しかしない(ーー;)
累に会いに来たはじめだが、全く連絡が繋がらない
するとXから、累はくうさまの影響で話すことができないと説明される
しかしXは累が必ず立ち直ると信じているようだ
累にはきっかけが必要なのだと言う
Xは過去のデータベースからそれを導き出そうとするが
友達なら自分で考えるべきだとはじめに言われる
ゲルサドラと対峙する丈
力ずくで彼を拘束する気のようだ
争いを好まないゲルサドラだが、皆がひとつになるために変身して立ち向かう
異端者を飲み込むくうさまの存在によって、様々なグループ内で同調圧力がかけられる
他に予定がある時の展覧会の誘い、勉強中のカラオケの誘い
断りたくても断れない状況が生まれ始める
そんな世間の様子を見て、自分のやるべき事を見失い泣くつばさ
そこにはじめが現れ手を差し伸べる
つばさは何をすればいいかわからないと言う
ゆるじいに聞けばいいと言うはじめ
その意見を素直に受け止め、つばさは一度長岡に帰ることを決める
今まで世話になったことに礼を言うつばさ
はじめは預かっていたノートを返しこう言う
「待ってるっすよ、ゲルちゃんを救えるのはきっとつばさちゃんだけっすから」
予想以上のゲルサドラの強さに丈は苦戦を強いられる
ひとつになれないならしょうがない、と言ってとどめを刺そうとするゲルサドラ
そこに現れ丈を守る清音だったが、代わりに自分が攻撃を受けて倒れてしまう
理詰夢に面会に来たX
自分で考えた結果、累が今の状態を一番見られたくない相手は理詰夢だと判断し
彼に累と話をしてもらうよう頼みに来たらしい
累と会話する理詰夢
その腑抜けた姿を見て呆れる理詰夢はこう言う
「爾乃美家累のアップデートはどうやらここで終わりのようだな」
「君はつまらない人間になった」
そう言って通話を切る理詰夢
はじめたちのノートにJ・Jから新たな予言が届く
「赤き指揮者が旋律を変えるとき、人は自らの色を失い、色無き風に過ちの牙を突き立てる」
赤き指揮者、はゲルサドラでしょうか、それとも理詰夢?
自らの色を失う、は思考の放棄、又は同調圧力による滅私?
色無き風、は・・う~ん、こっちの方がゲルサドラっぽいですね
一人だけ皆と違う遊びをする梅田の娘
今にも飲み込まれそうになるが、危険を察して迎えに来た梅田が連れて帰る
ガッチャマンをヒーロー扱いしていた者が飲み込まれる
それを良くないと思いながらも皆に同調するメガネの少年
その光景を見た梅田の娘は「うそつきー!」と叫ぶ
看守の中にいたBAPEのメンバーに鍵を開けさせ外に出る理詰夢
何故今になって動くのかと問われた理詰夢はこう言う
「気分が変わった、空気を変えてやろうと思ってね」
J・Jの予言をわかったと言って駆け出すはじめ
ゲルサドラを守りに行くらしい
やはり色無き風はゲルサドラっぽいですね
そして一人電車で長岡へ帰るつばさ
不安そうな表情ですが、以前と違ってちゃんと考えている証拠ですね
ここで第9話は終了
今回はなんと戦闘シーンがありました!
もはや戦っている方が珍しいという現代のガッチャマン
しかしこれでも面白いんだから不思議ですよね
前回のカッツェのなぞなぞは皆さん正解できましたか?
答えは『空気』でしたね
私は『集団・群れ』だと予想していましたが見事に外れました!
今思うと前回のサブタイトルは引っ掛けだった気がしますね
そして今回のJ・Jの予言の解読ですが
理詰夢が空気を変えて、空気を読むことに必死な人々がゲルサドラを叩く
これで間違いないでしょう!(慢心)
はじめちゃんもゲルちゃんを守るって言ってましたからね
次回からつばさちゃんの復活劇が見られるでしょうか
それに加え累の復活もあるでしょうし今後が楽しみですね!
それではまた次回~ノシ
是非皆さんの感想もコメントでお聞かせください^^