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乱歩奇譚 Game of Laplace 第8話「パノラマ島綺譚(後編)」 あらすじ&感想

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ユートピアを作る妄念に取り憑かれた男たちは無残に殺されました

それは誰の復讐だったのでしょうか?

アケチとコバヤシの推理により、パノラマ等に隠された恐るべき殺人計画が明かされるのです

その真実はあまりにも惨く、怒りと悲しみの連鎖は無限に続きます

 

 

 

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アケチの過去回想

難解そうな数式をアケチに見せる少年

少年はこの計算式を元に、全てを見通す全知の法則を作りたいという

 

ラプラスとかカオスとか難しい事を言っていますが

要は物理学により、世界に影響を及ぼすほどの新たな概念を作りたいという事でしょうか

ラプラスの悪魔 - Wikipedia

 

 

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コバヤシとハシバを連れ、再び殺害現場に戻ってきたアケチ

彼は既に動機以外の事は全てわかってしまっているようだ

 

 

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被害者二人は犯人に呼び出されてこの場に来たらしい

つまり犯人はその時間にマネキンが崩落するとわかっていたようだ

 

せめてアケチが何を根拠に、犯人は呼び出して殺したと断定したのかくらいは説明が欲しかったな・・

 

 

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この展示場には大掛かりな機械装置が存在している

完成の暁には動力を引いて、マネキン達がグネグネと動くように設計されている

崩落したマネキンにもその装置は仕込まれていたようだ

 

作業員が言うには、設計は計算に計算を重ね慎重に、部品も最高級品を使用するという徹底した建造工程だったらしいが

アケチが拾い上げた部品は、指の力で簡単にひしゃげるほど脆いものだった

 

 

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部品の発注をしたのは事務員のヒガシコウジ

彼女はわざと脆い部品を発注していた

 

 

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脆い鋼材の発注をしたからといって、狙った時間に都合よく崩落を起こせないと主張するハシバ

 

だがコバヤシとアケチは、計算すればいいと言う

いくらかの数学の知識と、あとは演算に使うPCがあれば事足りると

 

いやいやそれは流石に無理でしょ(笑)

建設作業員の力加減一つで余裕で計算狂いますって!

そもそも安物の部品だったら同じ部品でも強度にかなり個体差ありますからね!(マジレス)

 

 

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コバヤシはここにあるマネキン達は、ヒガシコウジがモデルだと言う

言われてみると全てのマネキンが彼女と同じ顔をしている

 

すると、もう隠しきれないと悟ったヒガシコウジは全てを語り始める

 

 

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ヒガシコウジの同僚であり親友のユキコもまた、この会社の被害者の一人だった

体の弱いユキコは過重労働に耐え切れず、日に日に衰弱し亡くなったという

 

 

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ユキコの両親に謝罪をするよう求めるヒガシコウジだったが

その友人想いの精神性を芸術的価値として高く評価され

更にはその美しい肉体をもひどく気に入られてしまう

 

 

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コモダとヒトミは、ヒガシコウジの肉体と引き替えに、ユキコの両親への謝罪と賠償労働環境の改善をするという契約を持ちかける

ヒガシコウジそれを受け入れサインをする

 

 

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だがパノラマ島事業計画は以前よりも拡大し、改善されることはなかった

そして彼らは、ヒガシコウジの肉体をモデルとしたマネキンの展示場を中心に据え、パノラマ島は完成を見るのだと語った

 

 

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親友や他多数の命を犠牲にして得た金で作られたものが、自分そっくりのマネキン達だという気持ち悪さ

彼女は毎日それを見るのに耐え切れなくなったと言う

それが彼女の動機らしい

 

 

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そしてヒガシコウジは、自分が二十面相だと自白する

 

そういえば前回言っていた密室についても何も説明無し?

ヒガシコウジは事務員だから鍵を自由に使えた、という視聴者へのヒントだったのでしょうか

いや、でも事務員だからって鍵を自由に扱えるとは限らないしなぁ・・

色々説明不足を感じますが、とにかく事件は解決したようです(笑)

 

 

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アケチはナカムラに、増え続ける二十面相に一人で対応するのは無理だと言われるが

「二十面相は全て俺が潰す」

と、あくまで自分で解決することにこだわっているようだ

 

 

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何故かセーラー服姿のコバヤシ

視聴者(とハシバ)へのサービスでしょうか

 

コバヤシはハシバに訊ねる

「もしも僕が殺されたら敵討ちしてくれる?」

ハシバは

「まずお前が殺されないように頑張る」と答える

 

なんだか不穏な会話ですね

 

 

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パノラマ島の事件から数日

いつものようにアケチ探偵事務所へ訪れ、学校のテストの必要性について口論する二人

その光景を見たアケチは唐突に自分の過去を語り始める

 

それはアケチが唯一喧嘩をしたナミコシという人物についてのこと

そしてその人物が最初の二十面相だという

 

 

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中学生時代のアケチは友達が一人もいなかった

当時から知能が高すぎて、同年代はもちろん、大人でさえ彼についていくことは出来なかったという

 

 

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そんなアケチはある日、教室で複雑な計算式の書かれたノートを拾う

その持ち主は「ガリ勉野郎」と周囲からいじめられていたナミコシという少年

 

アケチは初めて対等な存在、対等な知能の持ち主を見つける

それはナミコシにとっても同じのようだった

 

 

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理解者を得た二人は、いつしか社会の変質を望むようになる

持て余した時間と才能を全てそれに没頭する

やがて彼らの数式は一つの存在を生み落とした

それが二十面相という概念

 

どうやら二十面相とは、思っていたよりもよほど計算され尽くされた存在のようです

模倣犯が出ることは最初から計算済みだったということですね

むしろ模倣犯を作るための装置とも言えますね

 

 

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だがアケチは、このシステムの致命的なミスを発見し数式の計算をやめる

しかしナミコシは、アケチと共に作り上げたものを大切に思うあまり、そのままシステムを実行してしまう

 

すぐに止めるように説得するアケチだったが

ナミコシは自分達の作ったものが間違ってないことを証明すると言い

アケチの話を聞こうとはせずに検証に没頭していく

 

それがアケチにとって最初で最後の喧嘩だった

 

 

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そしてナミコシは焼身自殺をする

 

急にどうしてそうなった(゚д゚)

結局は欠陥に気付いて責任の重さに耐え切れず、とかそんな理由でしょうか

 

 

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ナミコシの死後、増え続ける二十面相の模倣者達

アケチは彼らを全て捕まえると固く決意するのだった

 

やっぱりアケチ一人だとこの概念に対抗しうる新たなシステムは作れないんでしょうね

となると確実に捕まる、と知らしめる今のスタイルが一番の模倣者への抑止となるわけですか

ここらへんはよく話が出来ていますね

 

 

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アケチはあくまで自分のエゴで二十面相を潰しているという

そして、そもそも死なせないというハシバの考えが正しいとも

 

それを聞いて「僕、別に死んだりしないけど?」というコバヤシ

これは死亡フラグではないですよね・・?

 

 

 

ここで第8話は終了

 

今回は話についていけなかった人もいるんじゃないでしょうか

私はなんとか自分なりに噛み砕きましたが自信がありません

 

パノラマ島の部分は正直色々雑すぎると思いましたが

このアニメの見所は精巧なトリックや華麗な謎解きじゃないですもんね!

まあ雑と言えば二十面相システムの説明も大概ですが・・(笑)

 

このアニメは雰囲気に流されてドラマ性を楽しめばいいんだと思います

なんてことは、ここまで見てきた皆さんなら既に理解されているでしょう

 

果たしてアケチは二十面相を止める事は出来るのか

今後も目が離せませんね

 

それではまた次回~ノシ

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