ガッチャマンクラウズ インサイト 第5話「halo effect」 感想
前回、首相選に立候補することを決めた宇宙人のゲルサドラ
これは危険だと視聴者の誰もが思ったのではないでしょうか
そもそも帰化すらしてない外国人や宇宙人が日本の総理になれるっておかしいだろ!
とつっこみたくなる気持ちはありますが
そこはアニメとして面白おかしく見ていきましょう
その方が楽しめますからね
スマホ首相選が開始となり、おそらくその直後の投票予定アンケート結果
今のところ菅山元首相が73%で一強ですね
彼は1期で登場したての頃はかなり頼りない人物でしたが
立川事件を経て色々と心境の変化があったのでしょうか
以前と比べると柔軟かつ決断力のある人物になったような気がします
そして話題の宇宙人立候補者ゲルサドラ
彼はマニフェストとしてクラウズの使用禁止を掲げます
現在の予想投票率は1.9%と菅山の敵ではない数字ですが
ミリオがやけにプッシュしているのが気になりますね
そしてここにも宇宙人立候補者が一人・・いや一匹?
我らがガッチャマンのリーダー、パイマンです!
演説に付き合わされてるうつつちゃんの表情が
いつもに増してうつうつしてるように見えるのは私だけでしょうか
ゲルサドラと同じくクラウズ反対派の丈は
ブレインとして二人の選挙戦をサポートをすることに
丈さんは自分で色々考えた結果、クラウズの使用に反対してると思いますが
ゲルサドラは皆から吸収した民意をよく考えることもなく、ただ反映させているだけのような気がしますね
街で女子高生に声をかけられるはじめちゃん
誰に投票するのかと聞かれるが
「教えないっすよ、選挙っすから!」
このはじめちゃんの返答に私はハッとしました
そうなんですよね、一昔前は投票先を秘密にするのがもっと常識だったような気がします
私も両親に同じ事を聞いた事がありますが、決して教えてくれませんでした
近年はネットの普及もあり、そういう常識が無意識のうちに少しずつズレてしまっているのでしょうか
ミリオを見ていて嫌な予感がしていましたが
マスコミによる菅山元首相へのバッシングが始まります
漢字の読み間違い、ランチの値段、ちょっとした失言
どんな些細な事でも叩きに持って行かれます
こういうやり方数年前に見たことありますね・・(笑)
そしてミリオが推すゲルサドラの話題となると今度は露骨に持ち上げます
とってもわかりやすい印象操作が行われていますね
見てくださいこのODの表情(笑)
だけどこんなに露骨な方法でも流される人が大量にいるのが現実なんですよね
まさに2:6:2の法則ですね
マスコミの熱心な印象操作や、民衆の空気の流れを巧みに利用した丈の選挙戦術により
投票予想でゲルサドラが20%まで急上昇
逆に菅山は30%まで低迷します
そしてよく見るとパイマンは0.8%・・悲しい(笑)
ぬいぐるみを配って必死にアピールするパイマン
はい公職選挙法違反ですね
このあと婦警さんに連れて行かれます(笑)
ここまでは全て丈の思惑通りに事は運んでいるはずですが
丈の頭上のフキダシ様の色は紫色
丈はこの空気に流される民衆を利用したやり方は間違っていると理解しているのです
だが危険なクラウズを無くせるのなら手段は選ばない
「間違っていたとしてもこれが俺の正義だ」
それを聞いたはじめは否定も肯定もしなかった
逮捕されたBAPEのリーダー鈴木理詰夢の元に訪れるはじめと累
リズムによると、現在菅山元首相を批判して攻撃している者の大半は菅山元首相に対して怒りなど持っていない
世間が『そういう空気』だから同じものを同じように攻撃するとのだと言う
批判の対象が罪の重い者なら、世間は流されるままクラウズで一人の人間をリンチするかもしれない
もし攻撃対象が集団や村や国だったら・・
それはもはや戦争ですね
投票の結果、ゲルサドラが圧倒的な得票率で新首相に就任!
本当にヤバい事が起きるのはこれからなんでしょうね・・
そしてパイマン・・まともな数字が出ないほどの結果だったようです(笑)
「この国にとって最もタチの悪い者、ボス猿が現れてしまった」
確かにゲルサドラは特に日本人とは相性最悪な宇宙人かもしれませんね
次回以降の展開が怖くもあり楽しみでもあります
第5話はここまで
本当に考えさせられるアニメですね
カッツェさんの出番がもっと増えたら最高です
ではまた次回~